Tokyo Art Research Lab 「東京プロジェクトスタディ」
study2:トーキョー・スカルプチャー・プロジェクト -2027年 ミュンスターの旅-
スタディ生募集!
Tokyo Art Research Lab(TARL)にて開催される 「東京プロジェクトスタディ」にて、
居間 theaterが建築家の佐藤慎也さんとともに、ナビゲーターとして担当させていただきます。
3つのスタディのうち、スタディ2:トーキョー・スカルプチャー・プロジェクト -2027年 ミュンスターへの旅- を担当します!
2018年からのスタディ、3年目になります。(もちろん今年からの参加大歓迎!)
ご興味のある方はぜひご参加ください!
▶︎詳細はコチラから
study2:トーキョー・スカルプチャー・プロジェクト -2027年 ミュンスターの旅-
スタディ生募集!
Tokyo Art Research Lab(TARL)にて開催される 「東京プロジェクトスタディ」にて、
居間 theaterが建築家の佐藤慎也さんとともに、ナビゲーターとして担当させていただきます。
3つのスタディのうち、スタディ2:トーキョー・スカルプチャー・プロジェクト -2027年 ミュンスターへの旅- を担当します!
2018年からのスタディ、3年目になります。(もちろん今年からの参加大歓迎!)
ご興味のある方はぜひご参加ください!
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スタディ2:東京彫刻計画 -2027年 ミュンスターへの旅-
いま、私たちは否応なくふるまいを変えざるを得ません。行動や価値観、感覚の変化をひしと実感する。
それは他者や社会に対してどうふるまうか、どう接するか、どう居るか、という私たちの日々の「パフォーマンス」の強制的な変化とも言えるかもしれません。
そんな状況のなかで、「東京」で何かを「つくる」ということは、いままで以上に難しい問いになりました。
このスタディは、10年に一度の「ミュンスター・スカルプチャー・プロジェクト」という芸術祭の経験からスタートしました。
街(生活の場)に作品が置かれていますが、10年という時間軸で俯瞰すると、スカルプチャーという概念が音の作品やパフォーマンス、アートプロジェクトに近いものにまで拡張され、時代とともに作品の在り方も変化しています。
おそらく「パフォーマンス」も、その概念が拡張したり収縮したり変容していくはずです。
そこには必ずしも悲観的なことだけでなく、何かをつくるうえでのヒントや面白味があるのではないでしょうか。
スタディ2では実際に手や頭や身体を動かして作品を「つくる」ことをナビゲーターやゲストと一緒にやってみます。「パフォーマンス」という視点を持ちながら、小さい何かをかたちにすることから始めましょう。
スタディ2:東京彫刻計画 -2027年 ミュンスターへの旅-
いま、私たちは否応なくふるまいを変えざるを得ません。行動や価値観、感覚の変化をひしと実感する。
それは他者や社会に対してどうふるまうか、どう接するか、どう居るか、という私たちの日々の「パフォーマンス」の強制的な変化とも言えるかもしれません。
そんな状況のなかで、「東京」で何かを「つくる」ということは、いままで以上に難しい問いになりました。
このスタディは、10年に一度の「ミュンスター・スカルプチャー・プロジェクト」という芸術祭の経験からスタートしました。
街(生活の場)に作品が置かれていますが、10年という時間軸で俯瞰すると、スカルプチャーという概念が音の作品やパフォーマンス、アートプロジェクトに近いものにまで拡張され、時代とともに作品の在り方も変化しています。
おそらく「パフォーマンス」も、その概念が拡張したり収縮したり変容していくはずです。
そこには必ずしも悲観的なことだけでなく、何かをつくるうえでのヒントや面白味があるのではないでしょうか。
スタディ2では実際に手や頭や身体を動かして作品を「つくる」ことをナビゲーターやゲストと一緒にやってみます。「パフォーマンス」という視点を持ちながら、小さい何かをかたちにすることから始めましょう。
居間 theaterと佐藤慎也からのメッセージ(ナビゲーターメッセージ)
このスタディは、「ミュンスター・スカルプチャー・プロジェクト」という10年に1度の芸術祭を参照しながら、彫刻・パフォーマンスというキーワードに据えて2018年から始まりました。2年にわたり「東京彫刻計画」というフィクションの設定を使って、街なかの公共彫刻のリサーチをおこなったり、「公共」について、そこから派生して「東京の工事」について考えてきました。
そしてその過程で、パフォーミングアート(舞台芸術)と美術における〝パフォーマンス〟の境界線が融解していること、一方で、文脈やつくりかた・考えかたの部分では明らかに違いや差があることが、改めて実感レベルでわかってきました。さて今年度はスタディの軸をどのようにしようかというところ、新型コロナウイルスの感染が拡大してきました。
“東京で何かを「つくる」としたら”。この問いかけは大きすぎて、いま、何かをつくるにも難しい気がします。さらには、昨年度の活動キーワードのひとつだった「公共」ということばも、いまのこの状況下ではやはり捉えきれない。
一方で、外出自粛の状況下では、これまでにあった(けれど見ていなかった、露呈していなかった)さまざまな社会的な問題が、浮き彫りになりました。私たちはあらゆる問題の最中にあって、これから、どのような目線で、何の・誰のために、どのような態度でつくっていくのか。居間 theaterは「パフォーマンスプロジェクト」ですが、じゃあいま、どんなパフォーマンス作品が可能なのだろうか……。
答えはすぐには出ないでしょうが、このプログラムはスタディですから、参加者のみなさんと一緒に試行錯誤を重ねて、考えていきたいと思います。
そしてそのために、今年度は何人かのアーティストにもお力を借ります。いくつかのジャンルのアーティストにお越しいただき、小さいワークをすることで、それぞれのアーティストのつくりかたを垣間見させていただく予定です。
もちろん、過去のスタディに参加していなくても全くかまいません。アーティストが何かをつくる過程を「知って」、自分で実際に手や頭や体を動かしながら、つくることを一緒に「やってみて」、その過程で得たなかでの問い、もやもや、発見などを共有して「考える」。そういう作業をやってみます。
そして、そういう小さい作業の積み重ねが、「東京」で何かを「つくる」ことに繋がると思うのです。
このスタディは、「ミュンスター・スカルプチャー・プロジェクト」という10年に1度の芸術祭を参照しながら、彫刻・パフォーマンスというキーワードに据えて2018年から始まりました。2年にわたり「東京彫刻計画」というフィクションの設定を使って、街なかの公共彫刻のリサーチをおこなったり、「公共」について、そこから派生して「東京の工事」について考えてきました。
そしてその過程で、パフォーミングアート(舞台芸術)と美術における〝パフォーマンス〟の境界線が融解していること、一方で、文脈やつくりかた・考えかたの部分では明らかに違いや差があることが、改めて実感レベルでわかってきました。さて今年度はスタディの軸をどのようにしようかというところ、新型コロナウイルスの感染が拡大してきました。
“東京で何かを「つくる」としたら”。この問いかけは大きすぎて、いま、何かをつくるにも難しい気がします。さらには、昨年度の活動キーワードのひとつだった「公共」ということばも、いまのこの状況下ではやはり捉えきれない。
一方で、外出自粛の状況下では、これまでにあった(けれど見ていなかった、露呈していなかった)さまざまな社会的な問題が、浮き彫りになりました。私たちはあらゆる問題の最中にあって、これから、どのような目線で、何の・誰のために、どのような態度でつくっていくのか。居間 theaterは「パフォーマンスプロジェクト」ですが、じゃあいま、どんなパフォーマンス作品が可能なのだろうか……。
答えはすぐには出ないでしょうが、このプログラムはスタディですから、参加者のみなさんと一緒に試行錯誤を重ねて、考えていきたいと思います。
そしてそのために、今年度は何人かのアーティストにもお力を借ります。いくつかのジャンルのアーティストにお越しいただき、小さいワークをすることで、それぞれのアーティストのつくりかたを垣間見させていただく予定です。
もちろん、過去のスタディに参加していなくても全くかまいません。アーティストが何かをつくる過程を「知って」、自分で実際に手や頭や体を動かしながら、つくることを一緒に「やってみて」、その過程で得たなかでの問い、もやもや、発見などを共有して「考える」。そういう作業をやってみます。
そして、そういう小さい作業の積み重ねが、「東京」で何かを「つくる」ことに繋がると思うのです。